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マンガ「へうげもの」 感想

ニュースじゃなく、ただのマンガ感想。

ちょっと前に、『へうげもの』(読みとしては「ひょうげもの」)というマンガを友人に薦められました。

その友人が読んだわけではなく、「このマンガが面白いらしくて、陶器やら織部やらが注目されている」というような話で勧められたわけなのですが・・・


けっきょく、最新巻である9巻まですべてそろえてしまいました。

ようするに、面白い。


作者は『デカスロン』の人ですね。最初は気づかなかったのですが、途中で気づきました。10年ぐらい前にガリガリ読んでました。

連載はモーニングでみたいですが、車通勤になってからは全然読んでおらず、まったく気づかず。



では感想みたいなものを。


主人公は茶人大名の古田織部。

時代は、「戦国」→「安土桃山」→「江戸」あたりで、「信長」「秀吉」「家康」と、誰でも知ってる有名人達と深く関わっていきますので、歴史好きでなくてもとっつきやすいかと思います。

逆に言えば、この時代(戦国~安土桃山)は有名&人気があることと引き換えに、とにかくライバル作品(小説・ドラマ・ゲームなども含む)が多いわけなのですが、この『へうげもの』は、視点や設定が独特ですので、そういった数ある『歴史モノ』に埋もれてしまわないだけの魅力を持っています。


一番の特徴は、「戦国時代を見据えるその視点」かな?

戦国といえば、(男としては)やはり、「戦(いくさ)」「勇猛武将」「知略」「天下」などいった部分に目が行くものなのですが、この作品は少し違う。


ひたすら「文化」を中心に物語が動いていきます。

そして、文化における天下人は「千利休」であり、彼こそが「時代の最重要人物」として描かれています。たかだが「文化の人」が、「政(まつりごと)」「天下」を裏で動かしている。

実際に利休は大きな力を持っていたようですが、へうげものではそれが特に強調されたつくりになっており、だからこそ、「多数の作品により既に見慣れたこの時代」を、改めて新鮮に感じられます。



又、↑の通り、「へうげものならではの歴史解釈」はかなり多く、それ以前に「フィクションです」と最初からうたってあるわけですが、節々のエピソードは思いのほか「説得力」が高く、つじつまもかなり取れているので、作者の知識、話作り、セリフまわしに感心することが多いです。

歴史の専門家じゃないんですよね? 別に脚本家として先生様がついているのかな? すごいです。



まあ、基本が「笑」である性質上、無茶苦茶なとこは無茶苦茶なんですけどね。

具志堅似やらペヨンジュ似がいたり。

それは笑うところなのでOKですし、「へうげもの版 羽柴秀吉」「へうげもの版 伊達政宗」など、キャラクターの個性がしっかり出ていると思います。その点は、私の大好きな「蒼天航路」に似ています。


ちなみに、「文化」中心といっても、「戦(いくさ)」のシーンが全く無いわけではなく、むしろ古田の関わる戦についてはかなり丁寧に描かれています。(本人はあまり戦っておらず、交渉ばかりですが・・・)

グロ表現(首が飛んだり体が上下に分かれたりなど)も、かなり派手に出てきます。このあたり、ずっと「文化」ばかりで退屈しないよう、「戦」との「刺激バランス」もしっかり取られているのではないでしょうか。




あ、大事なことを忘れていた。

あの「デカスロン」の作者ですから、「顔の表情」「ポーズの必死さ」表現は実にすばらしい。むしろこれが一番の魅力かな?




さて、文が上手くつながらないほどダラダラ褒めたので、不満を1点だけ。

1~2巻あたりでは、若干キャラの書き分けが分かりづらく、「あれ、これ誰だっけな?」というのが数回ありました。3巻ぐらいからは全くなくなりましたが。

まあ、私の脳機能が低下しただけかもしれませんが・・・




こんなところです。会社に全巻もっていって、皆で読んでいます。

現在の最新巻9巻が、ちょうど「利休の死」ですので、区切りとしては非常に良いところだと思います。オススメ。


(これ書いた後に「へうげもの」のウィキペディアをみたら、これと殆ど同じような紹介がされていて少しショックです。「戦」と「文化」の話など、私だけの言葉でかいたつもりなのに・・・ 悔しい!!)



尚、そもそもの薦められた理由である「岐阜県の織部焼き」との関係ですが、巻の追うごとに徐々に関係が強くなってきたかな・・・? と言う感じです。丁度9巻の最後が「キランッ!! 閃いた!!」という感じで終わりますので。

”良いもの”を見て、手に入れて、それに震えていた古田が、徐々に「自分自身で作ってやろう」という方向に変わっていくのが面白い。

現代における「織部」といえば、「独特の”深緑”の釉の器」という意味で使われがちですが、実際の「織部焼き」は、もっと広い範囲の器をフォローした言葉です。

そのあたりについて、このマンガで学べる部分が多くあり、又、今現在もなお、「幾何学模様」を含めた「織部」の手法がしっかりと受け継がれてることを確認できました。友人に感謝を。
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| ゲーム・漫画・アニメ | 17:33 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

おもしろそう

なんとなく作品のイメージ伝わりました!
前々から気になってみたしオレも読んでみようっと
きにってくれてうれしいぞー

| RIKU | 2009/09/09 00:23 | URL | ≫ EDIT















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