2008.06.30 Mon
【毎日新聞】日本人=変態となる記事を世界に発信 感想その2
繰り返しになりますが、事件のまとめページ↓
■毎日新聞の英語版サイトがひどすぎる まとめ@wiki
この問題、個人的にものすごく気にしてました。ただ、話題となった初期の時点ではそれほど大きな話題にはなっていなかったと思います。ところが、↓の毎日さんによる「これ以上騒ぐと訴えるぞ!」文をきっかけに、ネット上では(TV局は完全に無視のようです)大きな盛り上がりをみせているようです。
毎日さんの記事↓
■毎日新聞社:「WaiWai」問題で処分
インターネット上には、今回の処分とは全く関係のない複数の女性記者、社員個人の人格を著しく誹謗(ひぼう)・中傷する映像や書き込みが相次いでいる。毎日新聞はこうした名誉を棄損するなど明らかな違法行為に対しては、法的措置を取る方針でいる。
このブログ(まるぽ堂)の右に「2NN」さんのリンクがあると思いますが、これは、2ちゃんねるの中で盛り上がってるニュースを自動的に抽出してくれるサイトです。全部読まなくてもある程度の「流行り」は把握できるので重宝しています。
その2NNさんによると、6月30日の夕方の時点で
となっており(まだ進んでるみたいです・・・)、★110というのは、1つにつき1,000のコメントを書けるスレッド(掲示板ページ)が110番目までいったことを指しているので、今回の毎日さんの法的措置の話題に、たった2,3日でコメントが11万件以上もついていることになります。異常です。【毎日新聞】ネット上に変態報道の処分と無関係の社員を誹謗中傷する書き込み→名誉棄損で法的措置を取る方針★110
『毎日新聞の出した変態記事が、日本人全員から訴えられても然るべきな程の悪質な誹謗中傷記事であるのに、逆に「法的措置」という言葉で脅しをかけるとはどういうことだ?』
というのが怒りの原動力になったのでしょうか。すさまじい勢いです。少し覗くと、この事件専用の「QDM」という新語まで出来ている有様・・・ (毎日新聞を庇う意見を出した人が、「DQN」というネット用語を「QDM」と間違えたことが発祥?)
それから、怒りの声に結びつくものとして、こんな話題も影響しているかもしれません。
痛いニュースさん↓
■毎日新聞、「小額で日本の少女を買春する方法」を紹介。海外大手サイトに掲載
いやなんというか、「日本人イメージ」云々の話を超えて、ただの「犯罪情報サイト」になってますよ・・・関連記事:毎日新聞に学ぶ「売春で捕まらないための11の方法」
日本やアジアの国のおもしろおかしい情報を扱っている海外の大規模なサイトが、毎日新聞のHENTAI記事を元に「わずかなお金でロリコンの男性が、日本でロリータのように見える女性と遊ぶ方法」を提供していたのだ。
話をもどします。最初に挙げた毎日さんの記事によると、
ということで、毎日さんは既に担当者を処分しています。にもかかわらず話が収束しないのは、既に挙げた理由以外に、毎日新聞社は27日、英文サイト「毎日デイリーニューズ」上のコラム「WaiWai」に不適切な記事が掲載された問題で、コラムを担当していた英文毎日編集部記者を懲戒休職3カ月にした。また、監督責任を問い高橋弘司英文毎日編集部長を役職停止2カ月、当時のデジタルメディア局次長の磯野彰彦デジタルメディア局長を役職停止1カ月の懲戒処分とした。このほか、当時のデジタルメディア局長の長谷川篤取締役デジタルメディア担当が役員報酬の20%(1カ月)、当時の常務デジタルメディア担当の朝比奈豊社長が役員報酬10%(1カ月)を返上する処分とした。
・処分の対象となった役員の方々は、実は処分と同時期に昇格している?
・TV局や他の新聞社はこの件を殆ど取り扱っていない。おかしい。
・この件を取り扱っているメディアも、毎日さんの謝罪も「問題点」がずれている。
このあたりが関係しているかもしれません。
そして、「まだ許さない」という意見の人が何を求めているいかというと、
・全ての記事の捏造・偏向部分を訂正し、それを英語で世界に示してお詫びしろ。
・謝罪も報告もごまかしばかり。明確かつ詳細に説明しろ。
・減給・休職程度の処分で許されるわけない。ちゃんと処分しろ。
・日本人として毎日新聞の存在自体を許せない。
・毎日新聞を一切買うな。毎日新聞のスポンサーは降りろ。
といった内容のようです。最後の2つはもう「要望」や「意見」ですらないですが・・・
ただし、笑い事でもなんでもなく、ビラ配りなどの「運動」の域にまで達しているようです。
前置き長かったですが、ここからが私の感想。
上の箇条書きの中で、「毎日さんの謝罪は問題点がずれている。」と書きました。
「日本人が不快な思いをした」ことは主な問題点ではないと思います。「全世界に日本人を差別的に侮辱する捏造情報を流し、それが事実と勘違いされて世界に広まっている」事の方が遥かに大きな問題です。
そういった意味で、
・全ての記事の捏造・偏向部分を訂正し、それを英語で世界に示してお詫びしろ。
という意見は、私もまったく同感です。
英語が読めないことによる監督不行き届き、チェック不足、一部の部門の暴走、理由はいろいろあるかもしれません。ですが、「情報伝達者として権威のある毎日新聞社」が、その名と責任の元に、このような変態的捏造記事を世界にバラまいていたのは、衝撃の事実と言うほかないです。
そして、大事なのは「世界に広まってしまったこの情報をどうするのか」だけです。何年も何年も「日本人=変態」というイメージを世界に発信し続けたわけですから、今更記事を消したところで何の意味もない。
記事を詳細まで検証し、嘘の部分を明確にし、訂正・謝罪も加えて、全てキチっと「公開」してほしい。「この記事は全て嘘でした。」「この記事はこの部分のみ嘘でした。」等、ちゃんと説明してください。
日本国内ではなく、世界に、海外に向けてです。
毎日さんが引用してきた記事が元々嘘であっても、それを「毎日新聞」の名で翻訳し、国内ではなく世界に「事実」として伝えたのであれば同罪です。それどころか、引用元の記事からさらに変態的な記事に改変して掲載しているものもあるんです。ひどすぎます。
嘘をついた部分をすべてきちんと正し、世界に伝え直してください。
ホントそれだけをお願いしたい。逆に、それ以外の『処分』なんて不要です。「お詫びに自社社員を処分」「問題点をごまかした曖昧な謝罪」、どちらも無価値です。
仮にも新聞社という「情報伝達のプロ」であるのなら、プロらしく「情報」で解決してほしいものです。
個人的にはこんな感想です。
あ、あとですね、今回の「社員個人の人格を著しく誹謗(ひぼう)・中傷する映像や書き込み」というのが既に実在するのであれば、それは当然非難されるべきです。今まで何回書いたかわかりませんが、「方法」「やり方」を間違えた時点で、言葉は説得力を失います。お気をつけを。
| 放送倫理・捏造・偏向 | 17:11 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

