2008.04.08 Tue
チベット問題 北京五輪聖火リレー 英ロンドン仏パリで激しい妨害 感想
一週間ぐらい表に出さずに溜め込んでました。長い。前にも書いた「中国チベット騒乱と北京五輪ボイコットについて」の続きです。
yahooニュース(時事通信)さんの記事↓
■逮捕者は37人=ロンドン聖火リレー
yahooニュース(時事通信)さんの記事↓
■パリの聖火リレー大混乱、抗議・妨害で途中打ち切り
痛いニュースさん↓
■【仏・聖火リレー】 聖火、少なくとも“3度”消される…チベットコール&猛抗議の中、バスでたいまつ移動
(ニコ二コの動画などもついてます。)
北京五輪の聖火リレーですが、イギリスのロンドン、フランスのパリでは「FreeTibet(フリーチベット)」運動により、散々な内容だったようです。
ニュースでも出てますが、Youtubeなどの動画サイトなどにも、海外の個人の投稿動画が多数挙がっています。パリではいろいろあって、聖火も何回か消えたようですね。
で、次が4月9日(水)で、アメリカのサンフランシスコです。米でももう既に、大規模な北京五輪ボイコット運動の準備がされているようです。もちろん、政府がやっているのではなく「一部の特定の運動家が」、ということになりますが、その「一部」がどのぐらいの人数なのかが問題になってくるかもしれません。
そして日本。日本の北京五輪の聖火リレーは、長野県で4月26日(土)にあります。
中日新聞さんの記事↓
■聖火リレー、長野市ピリピリ 「チベット」抗議に備える
日本でも、横断幕・チベット国旗などで聖火リレーにあわせてボイコット運動をする動きがあるようです。ネットなどでも盛んにそういった情報が流れています。
感想。
北京五輪ボイコット運動、FreeTibet(フリーチベット)運動、やればいいんじゃないでしょうか。
というのも・・・
人が死んでますから。下手すると戦争よりも一方的に、人間が虐殺・軟禁・拷問されてるみたいですから。
「人の命は何よりも重い。」
誰の言葉でしたっけ? 小さいころに道徳で習いました。記憶に残っててよかった。
この言葉を尖らせて曲げて曲げて解釈すると、「命は何よりも重いのですから、同じく命を奪う方法でなければ、なんでもいいから最大限利用し、最大限行動して守れ!」となります。
物事には「重さ」があるんです。「スポーツを政治と混同させるな!」が通用するのは、その重さが「軽い」時だけです。
通じるかな? ちょっと失礼かつ過激な例を出します。
『多数の死体の目の前で、「平和の為に、この死体の山を作った本人とサッカーをやれ」と言われました。』
たとえスポーツが”平和の象徴”であったとしても、「んなアホな!」と怒るのは自然なことです。そして、その死体は「100年前に死んだ人のお墓と遺骨」じゃないんです。今の今、現在進行形で作られた死体です。
この例に対する答えはもう一つあります。「相手が怖いから怯えて従う」です。確かに無難な答えかもしれませんが、本当に賢く振舞うなら第3者の目も気にする必要があります。「手下か?」と言われないように、ですね。
ちなみに日本は、福田総理によって、
「チベット問題は見て見ぬフリをします。何が起ころうと絶対に日本は五輪に参加します。中国に文句? そんな失礼な。」(※私の誇張表現あり)
と、情勢も判断せず超速で世界に発信しています。
人権・モラルの話を完全に無視し、単なる損得勘定で世界情勢と照らし合わせて考えても、「それはないだろ・・・」という発言です。福田総理の言う「中国の努力・がんばり」は、ようするに武力弾圧(無差別発砲含む)ですよ?
「弱腰外交」にすらなっていません。それ以下の、「ここは日本なのに中国なりきり外交」です。
ということで、
「うちの総理はとても恥ずかしいこと言ってますが、国民の中には、チベット問題に心を痛めている人も大勢います。」と、世界にアピールする必要はあるような気がします。
実際、自民党の中でも、福田総理の方針に異を唱えてる人もいるみたいですね。
さて、↑の理由の通り、私は反対運動をしている人を止める気はないです。
ただし、「止める気はない」といやらしい書き方をしている通り、私自身が積極的に「ボイコットしろ!」「FreeTibet」」と叫ぶ気は、現状ではありません。
卑怯ですいません。ですが本心です。
何故かといいますと・・・
個人的には、ここに来てもまだ「正確な情報が足りない」と思っているからです。情報の数は多いんです。質が悪い。
そうさせているのは中国政府であり、矛盾とプロパガンダ全開の情報をだらだら垂れ流した結果が今のこの状況であるわけですから、ある意味「中国の自業自得」なのかもしれません。
とはいえ、「情報を集めて判断する」前に「決めつけ」が先行している状況とも言えなくもない。
なんとなくは分かり、この問題が今回だけの問題でないことも知っており、断片的なパズルのピースは数多く確認しており、「ひどい状況」であることはわかっていますが、部分部分で「憶測」が多すぎて、全体像がぼやけてる気がする。
そして、「北京五輪を利用する」という意図が、どこかの誰かによって動かされているのは間違いないです。それから、それを後押しする国は、「人権」や「モラル」より、「大きくなりすぎた中国をなんとかしたい」という下心?の方が大きいのかもしれない・・・
完全10:0の「正義」なんてものは、この世には存在しません。だからこそ「情報」は大切です。別に7:3でも6:4でもいいのですが、もうちょっと見極めたい。
そのあたりが「ストッパー」として心に引っかかっています。
一番良いのは、最初からダライ・ラマ14世が求めている通り、「中国がこのチベット問題について第三者の調査を受け入れ、信頼に足りうる中立的な情報を全世界に発信する」ことだと思いますが、正直、それを中国が認めることってありうるんだろうか・・・難しいかなあ。
今後もいろいろ考えたり調べたりしたいですね。ちなみに判断の材料として、「ダライ・ラマ14世の来日」なんかにもちょっと期待しています。
最後に。
今回これを書いて、自分でも問題ありありだと思っているのは、「人の命は何よりも重い」という部分の話です。ちょっと書き方がひどいですね。ごめんなさい。
当たり前ですが、中国とチベット限定で当てはめてはいけないと思います。世界を見渡せば、似たような問題、そして、中国と同じように非難されて然るべき国が他にもあるはずです。
ということで、例えば米にはケチをつけるけど中国にはダンマリ、米にはダンマリだけど中国にはケチをつける、どっちも駄目なはずです。米にも中国にも、それが問題であると感じたのなら、相手の大きさに関係なくケチをつけなければ、”「モラル」「人権」を大事にした”とは言えないはずです。
逆にそこがズレている人は、「モラル」や「人権」ではなく、「損得勘定」もしくは「特定の国に対する憎悪」で動いている人です。今回の件は、他の何かを叩きに叩いてきた人達に対しての「踏み絵」になっているわけです。
そして次の何かの事件では、今回の件での行動が「踏み絵」として使われます。
別に悪い事とは言いません。「損得勘定重視の人」なんかは、むしろ必要だとすら思います。それが「大人数を守る為の損得勘定」であるのなら尚更です。
ですが、最初から自分で素直にそう宣言すべきだと思います。そして、人を扇動する時だけ、軽々しく「平和」「人権」「モラル」といった都合のいい言葉でコスプレするのはやめてほしいです。そういった言葉がどんどん「安く」なる。
言葉が安くて悪いか? 悪くはないですが私は軽蔑します。なぜなら、どちらの立場でも、「敵対する誰かを傷つけることになる」からです。それは忘れてはいけないはずです。
「国」は「国」です。「政府」は「政府」です。国民全員が一色に染まっているはずがない。そして、反対運動をするのなら、オリンピックを楽しみにしている人達、選手、みんな傷つきます。「利用しやがって」という非難もその身に受けなければならない。
それらすべてを覚悟の上で、先に進んでほしいものですね。私も自問自答しておきます。
追記。長野の聖火リレーの件ですが、妨害は当然ダメで、逮捕されるそうです。暴力的な行動も勿論ダメです。モラルを訴える為にはモラルが必要だと思います。分別をわきまえて行動しましょうね。
yahooニュース(時事通信)さんの記事↓
■逮捕者は37人=ロンドン聖火リレー
yahooニュース(時事通信)さんの記事↓
■パリの聖火リレー大混乱、抗議・妨害で途中打ち切り
痛いニュースさん↓
■【仏・聖火リレー】 聖火、少なくとも“3度”消される…チベットコール&猛抗議の中、バスでたいまつ移動
(ニコ二コの動画などもついてます。)
北京五輪の聖火リレーですが、イギリスのロンドン、フランスのパリでは「FreeTibet(フリーチベット)」運動により、散々な内容だったようです。
ニュースでも出てますが、Youtubeなどの動画サイトなどにも、海外の個人の投稿動画が多数挙がっています。パリではいろいろあって、聖火も何回か消えたようですね。
で、次が4月9日(水)で、アメリカのサンフランシスコです。米でももう既に、大規模な北京五輪ボイコット運動の準備がされているようです。もちろん、政府がやっているのではなく「一部の特定の運動家が」、ということになりますが、その「一部」がどのぐらいの人数なのかが問題になってくるかもしれません。
そして日本。日本の北京五輪の聖火リレーは、長野県で4月26日(土)にあります。
中日新聞さんの記事↓
■聖火リレー、長野市ピリピリ 「チベット」抗議に備える
日本でも、横断幕・チベット国旗などで聖火リレーにあわせてボイコット運動をする動きがあるようです。ネットなどでも盛んにそういった情報が流れています。
感想。
北京五輪ボイコット運動、FreeTibet(フリーチベット)運動、やればいいんじゃないでしょうか。
というのも・・・
人が死んでますから。下手すると戦争よりも一方的に、人間が虐殺・軟禁・拷問されてるみたいですから。
「人の命は何よりも重い。」
誰の言葉でしたっけ? 小さいころに道徳で習いました。記憶に残っててよかった。
この言葉を尖らせて曲げて曲げて解釈すると、「命は何よりも重いのですから、同じく命を奪う方法でなければ、なんでもいいから最大限利用し、最大限行動して守れ!」となります。
物事には「重さ」があるんです。「スポーツを政治と混同させるな!」が通用するのは、その重さが「軽い」時だけです。
通じるかな? ちょっと失礼かつ過激な例を出します。
『多数の死体の目の前で、「平和の為に、この死体の山を作った本人とサッカーをやれ」と言われました。』
たとえスポーツが”平和の象徴”であったとしても、「んなアホな!」と怒るのは自然なことです。そして、その死体は「100年前に死んだ人のお墓と遺骨」じゃないんです。今の今、現在進行形で作られた死体です。
この例に対する答えはもう一つあります。「相手が怖いから怯えて従う」です。確かに無難な答えかもしれませんが、本当に賢く振舞うなら第3者の目も気にする必要があります。「手下か?」と言われないように、ですね。
ちなみに日本は、福田総理によって、
「チベット問題は見て見ぬフリをします。何が起ころうと絶対に日本は五輪に参加します。中国に文句? そんな失礼な。」(※私の誇張表現あり)
と、情勢も判断せず超速で世界に発信しています。
人権・モラルの話を完全に無視し、単なる損得勘定で世界情勢と照らし合わせて考えても、「それはないだろ・・・」という発言です。福田総理の言う「中国の努力・がんばり」は、ようするに武力弾圧(無差別発砲含む)ですよ?
「弱腰外交」にすらなっていません。それ以下の、「ここは日本なのに中国なりきり外交」です。
ということで、
「うちの総理はとても恥ずかしいこと言ってますが、国民の中には、チベット問題に心を痛めている人も大勢います。」と、世界にアピールする必要はあるような気がします。
実際、自民党の中でも、福田総理の方針に異を唱えてる人もいるみたいですね。
さて、↑の理由の通り、私は反対運動をしている人を止める気はないです。
ただし、「止める気はない」といやらしい書き方をしている通り、私自身が積極的に「ボイコットしろ!」「FreeTibet」」と叫ぶ気は、現状ではありません。
卑怯ですいません。ですが本心です。
何故かといいますと・・・
個人的には、ここに来てもまだ「正確な情報が足りない」と思っているからです。情報の数は多いんです。質が悪い。
そうさせているのは中国政府であり、矛盾とプロパガンダ全開の情報をだらだら垂れ流した結果が今のこの状況であるわけですから、ある意味「中国の自業自得」なのかもしれません。
とはいえ、「情報を集めて判断する」前に「決めつけ」が先行している状況とも言えなくもない。
なんとなくは分かり、この問題が今回だけの問題でないことも知っており、断片的なパズルのピースは数多く確認しており、「ひどい状況」であることはわかっていますが、部分部分で「憶測」が多すぎて、全体像がぼやけてる気がする。
そして、「北京五輪を利用する」という意図が、どこかの誰かによって動かされているのは間違いないです。それから、それを後押しする国は、「人権」や「モラル」より、「大きくなりすぎた中国をなんとかしたい」という下心?の方が大きいのかもしれない・・・
完全10:0の「正義」なんてものは、この世には存在しません。だからこそ「情報」は大切です。別に7:3でも6:4でもいいのですが、もうちょっと見極めたい。
そのあたりが「ストッパー」として心に引っかかっています。
一番良いのは、最初からダライ・ラマ14世が求めている通り、「中国がこのチベット問題について第三者の調査を受け入れ、信頼に足りうる中立的な情報を全世界に発信する」ことだと思いますが、正直、それを中国が認めることってありうるんだろうか・・・難しいかなあ。
今後もいろいろ考えたり調べたりしたいですね。ちなみに判断の材料として、「ダライ・ラマ14世の来日」なんかにもちょっと期待しています。
最後に。
今回これを書いて、自分でも問題ありありだと思っているのは、「人の命は何よりも重い」という部分の話です。ちょっと書き方がひどいですね。ごめんなさい。
当たり前ですが、中国とチベット限定で当てはめてはいけないと思います。世界を見渡せば、似たような問題、そして、中国と同じように非難されて然るべき国が他にもあるはずです。
ということで、例えば米にはケチをつけるけど中国にはダンマリ、米にはダンマリだけど中国にはケチをつける、どっちも駄目なはずです。米にも中国にも、それが問題であると感じたのなら、相手の大きさに関係なくケチをつけなければ、”「モラル」「人権」を大事にした”とは言えないはずです。
逆にそこがズレている人は、「モラル」や「人権」ではなく、「損得勘定」もしくは「特定の国に対する憎悪」で動いている人です。今回の件は、他の何かを叩きに叩いてきた人達に対しての「踏み絵」になっているわけです。
そして次の何かの事件では、今回の件での行動が「踏み絵」として使われます。
別に悪い事とは言いません。「損得勘定重視の人」なんかは、むしろ必要だとすら思います。それが「大人数を守る為の損得勘定」であるのなら尚更です。
ですが、最初から自分で素直にそう宣言すべきだと思います。そして、人を扇動する時だけ、軽々しく「平和」「人権」「モラル」といった都合のいい言葉でコスプレするのはやめてほしいです。そういった言葉がどんどん「安く」なる。
言葉が安くて悪いか? 悪くはないですが私は軽蔑します。なぜなら、どちらの立場でも、「敵対する誰かを傷つけることになる」からです。それは忘れてはいけないはずです。
「国」は「国」です。「政府」は「政府」です。国民全員が一色に染まっているはずがない。そして、反対運動をするのなら、オリンピックを楽しみにしている人達、選手、みんな傷つきます。「利用しやがって」という非難もその身に受けなければならない。
それらすべてを覚悟の上で、先に進んでほしいものですね。私も自問自答しておきます。
追記。長野の聖火リレーの件ですが、妨害は当然ダメで、逮捕されるそうです。暴力的な行動も勿論ダメです。モラルを訴える為にはモラルが必要だと思います。分別をわきまえて行動しましょうね。
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