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セカンドライフ「過疎化」?(同時接続者数の話)

先週の話ですが。

j-castさんの記事↓
街並みは立派だが人がいない セカンドライフ「過疎化」進む

日本国内でも多くの企業が出店するなどして大きな注目を浴びた「セカンドライフ」の「過疎化」が目立っている。J-CASTニュース記者が「セカンドライフ」のなかで有名企業の「仮想店舗」「仮想社屋」を訪れたところ、建物は現存しているものの他のアバターが全くいないという現象が相次いでいる。




このブログでセカンドライフについて書くのは2回目です。1回目は2007年7月19日のSecond Life(セカンドライフ)日本語版 流行りますか?という内容です。自分で書いたことを読み直しましたが、だいたい言いたいことは言い終えてると思います。ポイントだけまとめると、

1.見るべきは「同時接続者数(同時オンラインユーザー数)」
(「登録者数」を「住人数」と言い換えて、知識のない人を騙すのはやめて)

2.「儲ける」ではなく、「楽しい」「面白い」というキーワードで広めて欲しい。
(「セカンドライフで儲ける!」というフレーズは、むしろセカンドライフをおとしめてる)

の2つですかね。






さて、今回のj-castさんの記事には、はっきり『セカンドライフ過疎化』と書いてますが、これにはほんのちょっとだけ違和感を感じます。何故かといいますと・・・



■2007年7月に書いた時の各種データ
登録ユーザー数: 約800万
60日以内にログインしたユーザー: 約173万
同時オンラインユーザー数: 約2万5千


■これ書いてる時に調べたデータ
登録ユーザー数: 約1140万 (j-castさん記事より)
60日以内にログインしたユーザー: 約150万 (1,494,247)
同時オンラインユーザー数: 約5万 (49,786)




少なくとも同時オンラインユーザー数(同時接続者数)は、以前調べた時と比べて2倍近くにまで増えているんです。今回私が調べたタイミングで「たまたま多かった」だけかもしれませんが、それでも以前は「最大でも4万」と発表してたわけですから、「増えてる」のは確かでしょう。


これが、ちょっとだけ気になってる「違和感」の正体です。「過疎ってるはずなのに、同時接続者数は前より増えてるってどういうことよ?」って話です。

何故そうなるのか、適当に理由を考えてみます。


A.日本ではダメ、でもどっかの国ではある程度上手くいってる?
j-castさんが取り上げてるのは、「日本人が見に行きそうな場所」だけのようです。ということで、「日本ではダメだけど全体で見たらちゃんと伸びてる」という事なのかもしれません。

B.同時接続者数の増加よりも、土地・世界の広がる速度の方が速い?
これは、「本当にセカンドライフ全体で過疎化してるのかもしれない・・・」という系統の推測です。土地を用意し建物を建てる「売る側」・「宣伝する側」の人ばかりで、肝心の「観光客」・「消費者」が少ないのなら、世界はどんどん広がりますが、人口密度はどんどん低くなるような気がします。

C.j-castさんが批判的に書きすぎてるだけ?
少なくてもセカンドライフ全体としては人は増えてるハズですから・・・という話から、セカンドライフを庇うような推測。例えば、古い人気スポットは寂れてしまったけど、他にどこか新しい「名所」が出来ていて、そっちに人が集まっているとか。何処なのかは知りませんが。

D.そもそも、公開されている「数値データ」自体が怪しい?
失礼な話でごめんなさい。あくまで「可能性は0ではない」ということで。簡単に言うと、『本当は同時接続者数は減ってるのに、公表されているデータに細工して、増えてるように見せかけているのでは?』というような話です。とはいえ、最初から律儀に数字を公開してるリンデンラボが、そんな小細工を仕掛けるとは思えないんですけどね。一応書くだけは書いときます。



こんなとこですかね? 

そういえば、「同時オンラインユーザー数」はかなり増えてるのに、「60日以内にログインしたユーザー数」は減ってるというのは、どう捉えればいいんだろう・・・ 半年前と比べて、質の良い(長くSLを楽しめる)ユーザーが来るようになったとか、そういうことでいいんだろうか。





ここまでなんとなく中立っぽく書いてみましたが、そのせいで「結局何が言いたいの?」になってしまい、「結論」が無くなってしまいました。ごめんなさい。最初に書いた2つが「結論」ということでお願いします。






関係ない余談。ユーザー数を「完全に捏造する」トコまでやる企業はさすがに少ないですが、都合が悪くなって「ごまかし」に入る企業ならけっこう見てきました。勿論確証はないですが、ものすごくあやしーです。

一つ、よく見る手口を紹介しておきます。



■とあるオンラインコンテンツの、ログイン画面におけるユーザー数表示
※もちろんフィクションですよ。

○賑わってる時の表示方式
・サーバー1: 5,862人
・サーバー2: 5,346人
・サーバー3: 4,231人



○なんか廃れてきたので、表示方式を変更
・サーバー1:■■■■■MAX(2500人ぐらい)
・サーバー2:■■■■■MAX(2500人ぐらい)
・サーバー3:■■■■(2000人ぐらい)
※()内のことはユーザーはわからない。以前の半数ぐらいの賑わいだけど、なんとなくいっぱいいるように感じる。ちなみに別にMAXでもなんでもない。



○どんどん廃れてきたので、ちょっとずつ■1個で表す人数を変更
・サーバー1:■■■■■MAX(1500人ぐらい)
・サーバー2:■■■■■MAX(1500人ぐらい)
・サーバー3:■■■(900人ぐらい)
※実はかなり減ってるのに、そんなに減ってないように見えてしまう。



過疎化しました! 最終的にはこんな感じでおちつきました!
・サーバー1:■■■■■MAX(500人ぐらい)
・サーバー2:■■■■(400人ぐらい)
・サーバー3:■■(200人ぐらい)
※実はかなり減ってるのに、そんなに減ってないように見えてしまう。でもさすがに少なすぎて、中にいるユーザーにはバレバレです。
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Second Life(セカンドライフ)日本語版 流行りますか?

※この記事は会社関係なしに、個人の責任のもとで書いています。

TVなどでも盛んに取り扱われているセカンドライフですが、とうとう「日本語版」の登場です。

ITmediaさんの記事↓
Second Life日本語版、ようやく公開

やっとです。

このブログでは全然書いてないですけど、セカンドライフについてはずっと興味深く眺めていました。随分前に中にも入ってます。




さて、正直に書きます。私個人としての見解は、「流行ってるのは企業とマスコミの間でだけ。今後、一般ユーザーの間で流行るかどうかというと・・・難しいんじゃないか」です。

そう思う理由ですが、ITmediaさん他、びっくりするほどズバっと言ってる人が山ほどいるので、わざわざ私が書く必要すらないかと思っていたり・・・



むしろ、『ためしに自分でやってみる』のが一番かと思います。ID取って中入るだけなら無料ですからね。



もちろん現に楽しんでる人もいますし、今後に期待している人もいます。可能性は未知数です。私の考えもコロっと変わるかもしれません。ただ、一つどうしても言いたい。



今後の発展性の話ならいいんです。『現状を』『誇張して』『宣伝する』のはどうかと思います。そういうのは大嫌いです。





つたない知識な上、既出の当たり前の話かもしれませんが、いかがわしい宣伝に対する突っ込みという意味でだらだら長々「おかしいだろ!」と思うところを書いときます。(用語等、面倒なのでわざわざ説明しません。ごめんなさい。)

■「米で大流行」
一部の報道によると、米でのセカンドライフは既に下火状態みたいです。大手参入企業もいくつかは撤退を始めているそうです。そりゃそうです。企業だけ盛り上がっても一般ユーザーがついてこなかったら破綻します。企業参入の基本的な目的は「広告・宣伝」ですからね。

じゃあ今の日本ならどうか? 

「セカンドライフ進出しました!」と発表すればマスコミが大々的に取り上げてくれる。ある意味「ステータス」となりえるかと思います。そして、セカンドライフの「中の仮想世界」ではなく、「外の現実世界」への宣伝効果が期待できます。

でも、それって・・・ おかしくないですか? むしろいつまで続きますか? ユーザーが増えるまで?





■「何言ってるんだ? ユーザー数800万だぞ! 盛り上がってるじゃん。 すごいじゃん!!」
すごいです。でも例えばmixiは、日本人ユーザーだけで1000万を超えています。

そしてmixiのユーザー数もどうでもいい。


ITmediaさんの記事から引用します↓

Second Lifeの登録ユーザー数は、7月13日午後7時50分現在で
約800万3000人
60日以内にログインしたユーザー数は約173万2000人
同時オンラインユーザー数は約2万5000人



各種データの中で一番大事なのは何ですか?

同時オンラインユーザー数」です。



何故か。

無料の登録ユーザー数なんてアテにならないからです。

簡単な話で、IDを取るだけ取って1分で辞めてしまう人、1週間で辞めてしまう人、一人で複数ID入手する人・・・すべて含めていますからね。辞める時にわざわざIDを消す人は少ないですし、そもそもID削除の機能すらないwebコンテンツも山ほどあります。私もセカンドライフのIDはとっくの昔に登録済みで、ちょこっと歩き回ったりしましたが、ほとんど触ってない。そういうことです。



余談ですが、mixiの会員数は2006年3月で300万、2007年5月で1000万突破と凄まじい勢いです。ところが、alexaでここ数年のmixiのPVを見ると、会員数は1年で3倍以上に増えてるはずなのにPVは・・・・・・ (´・ω・`)なわけです。(alexaの信頼度の話もありますが、信頼できないといっても「完全にデタラメだ!」ってことは無いと思います。) まあそれでもすごいPVなので否定的なわけじゃないですけどね。






ということで、会員数で測るのは微妙だと思います。PV(ページビュー)や、もっと言うならユニークユーザー数の方が信頼度が高い。ただし、セカンドライフはwebページのコンテンツではないので、同じようにはいきません。でも、「会員数」より信頼性高そうなデータがあるじゃないですか。

「60日以内にログインしたユーザー数」? いやいや、確かに単純な会員数よりは遥かに信頼度高いですが、一番「賑わってる感」を測りやすいのは「同時オンラインユーザー数」ですよ。





さて、「約2万5000人」は多いか少ないかという話ですが、例えば数年前に特に流行した「RO(ラグナロクオンライン)」「FF XI(ファイナルファンタジー11)」などのMMO(多人数同時参加型オンラインRPG)の類は、有名どころの大手でいえば、同時オンラインユーザー数10万人超えを達成しているわけです。(今は下火です。) 2万・3万という話であれば、モノによっては「世界」ではなく「日本専用サーバーのみ」で達成しているかと思います。中国のとあるMMOでは、同時オンラインユーザー数100万超えたこともあるようですし。

(※上記の10万云々というのは「最大」ですから比べるのちょっとおかしいですね。セカンドライフの「最大」同時オンラインユーザー数は、とある海外のソースでいくと「4万超えていない」らしいので、そっちで比べてください。)

もちろん「仮想世界に皆が集まってわいわい」というのは同じでも、中の仕組みは全然違い、MMOでは「露天」という仕組み(やBOTなど)で同時オンラインユーザー数が割り増しされる傾向がありますが、それにしても、セカンドライフが現状「賑わっている」とは思えない。仮想世界が狭ければ話は別ですが、セカンドライフがそこいらのMMOより狭いって事はないでしょう。随時足されてるわけですし。



でもって、もう一つ違和感を感じる部分。



ROでいくと、最大同時オンラインユーザー数10万をたたき出した時のユーザーID数は64万(キャラ数ですので実際はもっと少ない)、セカンドライフは、最大同時オンラインユーザー数4万以下で、ユーザーID数は800万です。

集計の仕方、無料・有料の仕組みが大きく違うので、これも比べるのはおかしいかもしれませんが、それでもセカンドライフの同時オンラインユーザー数とユーザーID数の比率は極端( 1:200 !?)だと思います。

あくまで妄想ですが、

「企業やマスコミの宣伝が凄まじいので、その影響でとりあえずチャレンジする人は多いが、実際気に入って長い期間楽しむ人は思いのほか少ない」

と、嫌らしい勘ぐりを入れたくもなります。








つまりですね、少なくとも現状はまだまだ流行っているとは言いがたいですよね? むしろこれから頑張るって状況ですよね? 


面白い試みなのでそれは全然いいんです。でも変な誇張はやめてほしい。






といいますか、言っちゃいますね。「金」「宣伝」「金」「宣伝」「金」「宣伝」「金」「宣伝」「金」「宣伝」 は、現実世界でもう十分です。


「セカンドライフで儲ける!」がキーワードってどうなのよ。

「ユーザーが楽しい」は、どこに消えた? 




楽しい仮想世界がほしいです。セカンドライフも「楽しく」なってほしいですね。




めずらしく荒れ荒れで無茶苦茶な内容です。ごめんなさい。

(追記。日本語おかしかった所をいくつか直しました。あと、ちょこっと用語説明↓)



■※同時オンラインユーザー数(=同時接続者数)とは
例えばAさんが○時△分にログインして中に入ったとします。その時、仮想世界に他に何人ログインしてるか? という数字です。当然、日により時間により常に変動しています。

■※最大同時オンラインユーザー数とは
「今月」「今年」「サービス開始から今まで」等々の一定期間の中で、上記の「同時オンラインユーザー数」が一番多かった時の数字です。


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